メディグルコラム
地域医療連携に関する
お役立ち情報を発信
2023.05.29
病院経営においては環境変化を機敏に捉え、整合性のとれた戦略を立案・実行し競合に対する優位性を築いていくことが重要です。しかし、使用可能な医療資源は限られています。
そんな中で優位性を築くには限られたコスト・医療資源を最大限に有効活用し、他病院と自病院を差別化していくことが必要です。そのための戦略として「WEB予約システム」の導入の有効性を本コラムで説明していきたいと思います。
1.マーケティング戦略で考える病院経営
1-1).ファイブウェイポジショニングとは
1-2).病院経営におけるファイブウェイポジショニング
2.WEB予約導入の現状と課題
3.メディグルでは使いやすさを追求するWEB予約システムを提供します
3-1).メディグル予約の特徴
3-2).地域医療連携の予約に関わる全員にメリットが!
これら5つものを全ての要素を最高水準にする、というのは現実的ではありません。
全てを最高レベルに持っていくには莫大な労力・コスト・高いコミットメントが必要です、最終的には利益率が落ちてしまい、継続性もありません。
そこで最も重要な要素を一つ選択し、その要素の質を高めていく、という方法が効果的です。
具体的に説明していくと、
1つの要素を「Level.Ⅲ:市場支配(市場支配が可能なレベル)」
次に重要な要素1つを「Level.Ⅱ:差別化(他社との差別化が可能なレベル)」
残り3つの要素を「Level.Ⅰ:業界水準(他社もクリアしている、業界における水準のレベル)」にする必要があります。
まとめると、競合と同じレベルの要素を3つ、差別化できる要素を1つ、圧倒的な要素を1つ、このパターンを完成させることが重要で、そうすることで生産性・利益率が高くなり、さらにはマーケットの拡大も可能です。
と、ここまでファイブウェイズポシショニングについて説明してきましたが、次からは病院経営に当てはめて考えてみます。
ではこれら5つの要素で、Level3(市場支配)あるいはLevel2(差別化)のレベルに持っていくことの可能な要素はあるのでしょうか?
商品・サービス:診療(手術・入院・検査)→改善していくことは可能です
サービス・経験価値:接遇・設備)→投資コストが高く、現実的ではありません
買いやすさ(使いやすさ):立地など→立地を変えることも現実的ではありません
価格:診療報酬→保険診療内での診療報酬の差別化は不可能です
と、ここまで考えてみると八方塞がりのようですが、少し考え方を変えてみると、病院経営において買いやすさ(利用のしやすさ)は立地だけではありません。受診のしやすさ、予約のしやすさも要素となります。
そこで受診・予約のしやすさのレベルを高めるための手段として、WEB予約システムの導入が考えられます。WEB予約による利便性の向上は業務効率化はもちろん、受診・予約のしやすさにおいて差別化の要因の一つとして大きなものとなります。
そこで受診・予約のしやすさを圧倒的なレベルに持っていく、現実的な手段としてWEB予約システムの導入があります。
<技術的な問題>
多くの病院では情報技術システムが更新されておらず、Web予約機能を実装するための適切なインフラストラクチャが不足しています。一方で独自でオリジナルのシステムを構築している病院も存在します。
<ユーザー体験の問題>
一部において普及しているWEB予約システムは、利用者にとって使いづらいと感じる場合が多々あり、予約の手続きが複雑で時間がかかる、予約可能な時間帯が限られている、または情報が不正確であるなど、利用者がストレスを感じ、使いにくいと感じる要因が多いという現状です。
これは非常に大きな障壁です。WEB予約システムにおいて差別化を図るために最も重要なのは使いやすさです。
そこでメディグルではこれらの課題を解決した独自のWEB予約システム、「メディグル予約」を今後リリースする予定です。
・紹介元のアカウント情報を管理する必要なし
・予約枠ごとに説明文や入力項目を自由にカスタマイズ可能
・予約枠無制限
・ 問診票・同意書など各種ドキュメントを簡単管理
・患者さんに自動リマインド通知
・電話やFAXの予約管理も可能
<病院の地域医療連携室・予約センター>
・電話台頭の削減
・FAX送信の削減
・聞き間違い、読み間違いを防止
・電話が繋がらないなどのクレームや機会ロスを防止
・リマインドで来院キャンセルを防止
<紹介元>
・24時間申し込み可能
・電話、FAXの対応削減
・予約確定の時間短縮
・必要な書類を手軽に獲得
<患者>
・予約の待ち時間を削減
・予約状況を手軽に確認
・電話しなくても予約できる
・リマインド通知で安心
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