メディグルコラム
地域医療連携に関する
お役立ち情報を発信
2023.12.28
登録医を増やしたいけれど、どう増やせばよいか分からない、登録医管理が煩雑である、という地域医療連携室でのお悩みをよく伺います。
※本コラムにて登録医とは地域登録医のことを指し、また連携医と同意義です。
本コラムでは登録医を増やす方法から、登録医管理を効率化する方法について解説していきます。
地域医療機関(診療所・クリニック)の医師が地域医療支援病院(特定機能病院など)の登録医として登録することで登録医となります。
登録医制度によって、地域の医療機関との診療連携がより強固なものとなり、患者の治療や健康に関する情報を共有することができます。
これにより、患者のケアにおいて連携が取れ、継続的かつ効果的な医療が提供されます。
患者さんからすると、かかりつけ医と連携している病院で治療を受けることができ、安心して治療を受けることができます。
最終的には、紹介・逆紹介がより強固なものとなり、地域医療連携が推進されていきます。
地域医療連携についてはこちら
地域医療支援病院の地域医療連携室において登録医を増やすために行われている具体的な取り組みについてご紹介していきます。
連携先の医療機関に連携医療機関登録証を発行する事ができます。
この登録書はクリニックの待合室などに掲示する事で、連携先の病院があるということを患者さんに示す事ができ、安心感を与える事ができるというメリットがあります。
このようなメリットがあることで、地域医療機関はより登録に前向きな姿勢になることが予想されます。
定期的な訪問活動の際に地域医療機関にメリットを説明することで、登録医の増加を見込む事ができます。
登録医になることによる3つのメリット
①医療設備・院内施設の共同利用...
高額な医療設備や病院内の施設(図書館など)を共同で利用することができ、より充実した医療の提供が可能になります。
また病院によっては電子カルテの閲覧、勉強会・症例検討会への参加が可能であったりします。
②開放型病床...
地域医療機関での診療の際に入院が必要な患者さんには、地域医療支援病院に入院し、登録医と病院医師による治療を受けることができます。
③地域医療支援病院からの患者の逆紹介...
登録医から地域医療支援病院に紹介された患者は、退院後に地域医療支援病院から地域医療機関に優先的に逆紹介されることが多いです。
また紹介患者でなくとも、連携先である登録医に逆紹介するケースも多くあります。
実際に足を運んで行う営業活動は、訪問先も多く、また随時新しく開業するクリニックがあったり、閉院するクリニックがあったり、情報更新が大変で、登録先の情報管理は困難です。
medigleを活用して営業活動を効率化した事例はこちら
病院HPやSNSアカウントにて登録医のメリットや登録方法について発信し、地域医療機関の関係者の方が簡単にアクセスできる環境を作ることで、登録医の増加を見込む事ができます。
地域医療機関は非常に多く存在するため、連携先として登録医を見つけ、登録し、その情報を管理していくのはかなり煩雑で、時間がかかってしまいます。
medigleの登録医管理システムを使用すると、登録医などを一元管理し、紹介/逆紹介データと組み合わせて分析できます。
分析業務の負担軽減に加え、戦略的な前方連携が実施できるようになり、地域医療機関との関係性を今以上に高めることができるようになります。
medigleのサービスを使用して登録医管理を便利にした事例はこちらから
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