medigle

"登録医ファースト"を目指す。メディグルによる新たな施策推進へ。

メディグル

導入事例

地域医療連携システム「メディグル」を導入された
病院様の活用事例をご紹介

2021.10.12

"登録医ファースト"を目指す。
メディグルによる新たな施策推進へ。

"登録医ファースト"を目指す。<br>メディグルによる新たな施策推進へ。

奈良県生駒市にある近畿大学奈良病院様は、地域がん診療連携拠点病院の指定や、西和医療圏の中で唯一救命救急センターが設けられているなど、地域医療を支える基幹病院様です。

近畿大学奈良病院様では登録医との日々のコミュニケーションで得た履歴を一元管理するため、
「メディグル」を積極的にご活用されています。
今回は近畿大学奈良病院経営管理部 藤本様へ、「メディグル」を導入された経緯や具体的な活用状況、今後の展望についてお話を伺いました。

導入前の課題

・登録医情報の更新に多大な時間を要していた
・患者さまに対して登録医紹介ページの利便性を高める必要があった
・営業活動から蓄積したデータを営業戦略に活かすことができていなかった

導入後の効果

・メディグルの活用で登録医のデータベースを即更新できるようになった
・独自のかかりつけ医検索システムの構築により、施設検索の利便性を向上できた
・営業活動の報告だけの会議から、営業戦略を検討するコミュニケーションの場へと変化した

ー メディグルを知ったきっかけを教えてください。


藤本様:登録医の施設情報管理や検索の利便性を高めたいと思いインターネットで調べていたところ、「メディグル」を知ることができました。

以前もホームページにて登録医の紹介ページを設けておりましたが、患者さま自身がご利用いただくには利便性も低く、情報管理も不十分であったため、「メディグル」の利用に至りました。

ー 「メディグル」の導入を決めた理由について教えていただけますか。

 

藤本様:導入理由は大きく分けて3つあります。

①かかりつけ医など、施設情報の管理の利便性を高められる点

②営業活動の管理ができる点
③これらを無料から取り組める点

資料や説明の中で、かかりつけ医など施設情報の管理の利便性を高められるというニーズの解消はもちろんのこと、当院ではいままで営業管理が不十分だったので、一から管理ができるタイミングとして利用に至りました。

 

そして無料から取り組めるという点が、院内での提案から導入へスムーズに行えた理由でもあります。

ー 登録医の検索システムと管理画面どちらも積極的にご利用いただいておりますが、検索システムの活用方法について教えてください。

 

藤本様:主に2つの用途で検索システムを利用しております。

①逆紹介施設選定のためのかかりつけ医検索

②営業活動促進のための検索システム

①逆紹介施設選定のためのかかりつけ医検索


藤本様
:外来の医師から逆紹介施設の選定依頼が来た際に、「メディグル」の検索システムを利用しております。


元々は通常のインターネット検索で施設情報を検索しておりましたが、「メディグル」では患者さまのご住所やご希望の診療科から絞り込んで検索できるため、最適な逆紹介施設選定の際に利用しております。

 

②営業活動促進のための検索システム


藤本様
:加えて、当院との連携が弱いエリアを探し出すためにも検索システムを利用しております。

当院の医療圏は奈良県西和医療圏となりますが、その中でまだ連携登録医でない医療機関をメディグルのマップを用いて検索し、新規開拓・訪問営業を促進するツールとしても活用しています。標榜科目までデータベースで利用できるため、セグメント別に施設を検索しています。

ー 管理画面に関してはどのような活用状況でしょうか。

藤本様:訪問活動など営業関連の情報を積極的に蓄積しております。

また、蓄積した情報をエクセル形式にダウンロードできるので、会議資料作成にも活用しております。

 

奈良病院内では毎月営業報告を行う会議を開いております。今までは訪問に行ったか行ってないかの報告のみでしたが、どんな目的で、どの先生と一緒に訪問し、また開業医からどのような声が上がっているのか、会議の質向上や営業戦略までも検討できるという面で大変便利に活用させていただいております。

ー そのような活用方法は他の病院様においてもお役立ていただけるものになりそうですね。
今後地域医療連携において強化されていかれることや、貴院が目指す地域医療連携の形についてはどのようにお考えでしょうか。

 

藤本様登録医のネットワーク拡大逆紹介の推進強化に取り組んでいきたいと考えております。

当院はコロナ前より集患や地域医療連携に課題がございました。そのため訪問活動や広報などの取り組みを強化し、近隣の医療機関との繋がりを広めて行きたいと考えております。

実際に4月からの半期で過去最高の約300件の訪問数に達しており、年内600件が現在の目標です。現状の成果としては、4月に訪問後の郵送物で連携登録医の紹介・案内を700件ほど送ったところ100件もの新規登録医を増やすことができました。
地域に密着した医療を強みに情報発信していきたいと思っております。そのためにも登録医からのご紹介は拒まずに積極的に受け入れる方針です。

次に逆紹介の推進に関してですが、どの医療機関へ何件逆紹介を行っているのか、より詳細な逆紹介データの計測を行っていきたいと考えております。「登録医ファースト」を掲げて、患者さまの受け入れから逆紹介までの体制を広げるネットワーク強化に「メディグル」を活用していきたと考えております。

ー 「登録医ファースト」は新しい考え方ですね。地域の関係医療機関情報の一元管理から逆紹介時での施設検索まで、今後も「メディグル」を積極的にご利用ください!
本日はお忙しい中、貴重なお話ありがとうございました!

近畿大学奈良病院
所在地:奈良県生駒市乙田町1248-1
病床数:518床
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