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メディグルによる連携業務の効率化がもたらした、紹介・逆紹介率の変化

メディグル

導入事例

地域医療連携システム「メディグル」を導入された
病院様の活用事例をご紹介

2023.08.16

メディグルによる連携業務の効率化が
もたらした、
紹介・逆紹介率の変化

メディグルによる連携業務の効率化が<br class="sp">もたらした、<br class="pc">紹介・逆紹介率の変化

東京都港区にある虎の門病院様は、国家公務員共済組合連合会の中核病院です。各領域のスペシャリストを揃え、新しい設備・医療機器などの環境整備を行い、臓器別の専門診療を行われています。

 

虎の門病院様がメディグル導入に至った経緯や、導入による地域医療連携への効果について、患者支援部医療連携室の二木様にお話を伺いました。

導入前の課題

・連携医療機関の情報管理が煩雑だった

・地域医療連携業務がアナログ的で、業務効率に課題があった

導入後の効果

・かかりつけ医検索の利便性が高まり、逆紹介業務を効率化

・データ分析結果から営業計画を立て、効果的な営業活動が可能に

・紹介率・逆紹介率増加の施策にメディグルを活用

 

ー メディグルを導入された背景を教えてください。


我々の病院に課された使命として、「専門的な医療の推進」があります。そのためには、患者さんのフォローを地域の先生方にお願いしなければいけません。

そこで病院として逆紹介を推進していく方針となり、かかりつけ医検索の強化を模索していたところ、メディグルさんのお話をいただきました。

 

ー 導入前には地域医療連携の課題はどのようなものがありましたか。


連携医療機関の情報管理がとても煩雑で、患者様にかかりつけ医をご案内しづらいという課題がありました。

HPに連携医療機関の掲載はしていたのですが、診療科や地区を指定して見ることができず、患者様にとっても使い勝手が悪いものでした。

また職員からかかりつけ医をご案内する際も、医師が要望書を印刷し連携室に送り、連携室が検索する、といったアナログ的な方法をとっており、業務効率化の必要性を感じていました。

メディグルを導入したことで、連携医療機関の状況や点在が視覚的にわかりやすくなり、課題が解消されてきたと感じています。実際に医師からも「非常に便利で助かる」という声をいただいています。

ー かかりつけ医推進のチラシも院内で設置を頂きましたが、どのようにご利用いただいていますか。

 

院内の外来ブースに常時設置したり、デジタルサイネージに掲載したりするほか、訪問先の先生にもお渡しし、患者様と医療機関、両方の側面から検索機能を周知しています。


ー 方針を定められてから逆紹介率に変化はありましたか。


2021年からメディグルを導入し、さらに病院の取り組みとして昨年10月からより一層逆紹介を押し進めた結果、逆紹介率は30‰から70‰近くまで上がりました。数字面では良い変化があり、メディグルの活用がその一助になったと思います。

ー 逆紹介について効果を実感いただけているとのことですが、前方連携に関するご活用や、紹介率の変化についても教えていただけますか。

 

前方連携での活用としては、連携先の先生に「かかりつけ医の検索システムがあり、連携先として施設情報が載るので、患者様をご紹介してくださいませんか」というご案内はできたと思います。

紹介率についても、以前までと直近では5%程度上がりました。新入患者数も増えており、比例して入院患者数も増えています。その分、病床を回転させていかなければいけませんが、地域の病院への逆紹介、また何かあれば当院に入院するといったサイクルは、メディグルの導入で良い傾向になってきています。

 

ー メディグルのCRM機能も積極的にご利用いただいていますが、ご活用状況はいかがですか。

 

CRM機能で情報の一元化ができ、かなり使い勝手が良くなったと実感しています。
導入前は営業情報をExelやWordで管理しており、情報が集約されておらず見るべき部分がわからなくなっていました。レビュー機能で、対応に注意が必要な施設や、セミナーに参加していただいた施設も明記でき、スタッフ間での情報共有もうまくできています。

 

ー 虎の門病院様では、データ分析を含めた新機能のご活用を始めていただいていますが、データ分析活用の背景や、現在のご活用状況を教えてください。

 

地域医療連携に関する業務を進める上で、やはりデータや数字を提示しなければいけない場面がありました。

各診療科から、「こういった資料が欲しい」「こういった傾向が見たい」のような依頼があった際、データ分析機能を使ってすぐに提示できるのは、非常に業務の効率化になります。
今までは医療機関別の紹介件数くらいしか出せていなかったのですが、より細かく、診療科別・医師別の紹介件数、どの診療科が1番多いのか等、深堀りした説得性のあるデータが提示できるようになりました。

ー より細かく分析することによって、変化したことはありますか。


分析した結果から次の営業計画を立てられるようになり、医療機関へのアプローチがしやすくなりました。
期間で実績を比較分析できるので、「紹介が多かった先生からの紹介数が減った」「この診療科にこのクリニックからの紹介が多かったのに無くなった」等がすぐに分かります。そういった施設に1回改めて訪問しご意見を聞こう、など、今後の計画を練る材料としてデータ分析結果を役立てています。

新規開拓の検討もスムーズにできるようになり、結果、紹介数の増加にも役立っていると言えます。


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ー 今後メディグルをどのように院内に展開していきたいとお考えですか。


1つ目は、院内にかかりつけ医案内の窓口を設置することです。医師からも、そういう場所がないから逆紹介がしづらいという声があります。メディグルのかかりつけ医検索機能をフル活用した窓口を設置し、案内場所が明確化することで、院内の逆紹介業務がよりスムーズになると考えています。


2つ目は、在宅医療や訪問介護ステーションなどの検索への活用です。現在は、転院先の調整をするケースワーカーや看護師が、1からインターネット検索して印刷しています。遅くまで残業していることもあるので、メディグルの検索機能を活用して業務効率化を図り、少しでも業務の緩和ができたらいいなと思います。


5月から介護関係のデータベース提供も開始しておりますので、退院支援にぜひご活用ください。社内で活用支援チームも立ち上げ、より皆様の活用サポートを強化しておりますので、ぜひ期待していただければと思います。

国家公務員共済組合連合会 虎の門病院
所在地:東京都港区虎ノ門二丁目2番2号
病床数:819床
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